- 手巻 / Cal: 4500A / 振動数：36000 / 精度： ±30s/day
- Ser/Ref ： 062090 / 45-7010
- ケース：37mm
- バンド： 18mm レッド・カーボン型押しカーフ・裏ラバー（HIRSCH・Carbon）
- 製造年：1970年
- 状態：〇・・・文字盤縁に多少劣化あり。
- 亀戸工場製で初の36000振動ムーブメントを搭載した”KING SEIKO”、通称「45キング」です。薄型と精度にこだわったムーブメントになっており、高振動にして精度を上げ、地板を大きくし輪列配置をずらして歯車の重なりを避けて薄くしたりと、新しい機構が多く使われた機械です。当時すでに国産の自動巻が広く普及している中で手巻の高級ラインを製作したことを考えると、最高の手巻式モデルを作ろうとして生み出されたのがこの「45キング」ではないでしょうか。実際「45系」の機械は天文台クロノメーター検定やGS規格をパスし、世界でも認められた名機です。外観はキングセイコー独特の風合いを残して落ち着いたデザインになっています。グレーがかったシルバーの絹目調文字盤には高振動を表す「HI-BEAT」と亀戸工場のマークが印字され、「SEIKO」と「KS」は植字されています。ケースはヘアーライン仕上げでラグまでが一体になり、裏蓋にはゴールドのメダリオンが付いています。リュウズにも「KS」の文字が掘り込まれています。ベルトには網目模様を持ち裏地がラバーなのでこれからの時期に使いやすいHIRSCH社製Carbonを合わせ、あえて目立つレッドを取り付けてみました。(F)
59,000円（税別） SOLD OUT
-
