<130821-S61>MIDO MULTIFORT

  • 自動巻 / Cal: 816 / 振動数:18000 / 精度: ±30s/day
  • Ser/Ref : 1157282 / 220
  • ケース:27mm(大きさの目安
  • バンド:16mm ホワイト・カーフ (HIRSCH/Kansas)
  • 製造年:1930~40年代
  • 状態:〇・・・針汚れあり。
  • 世界の自動巻時計の先駆けとなったハーフローター(半回転自動巻)式のCal.816を搭載したMIDOのビンテージウォッチです。MIDOは日本に販売代理店がない為あまり知られたブランドではありませんが、欧米では有名なメーカーです。現在はスウォッチグループの傘下に入っています。MIDOのマルチフォルトは現行でもあるシリーズですが、知名度を上げられたのはこの半回転自動巻があったからこそです。当時の他メーカーでは手巻でゼンマイを巻くのが主流でしたが、MIDOは1934年にマルチフォルトシリーズに半回転自動巻を搭載して一気に知名度を上げました。後に巻上げ効率の良い全回転自動巻が開発されてからは使われなくなってしまいましたが、一時代を担ったすばらしい技術だと言えます。名前の通り半回転自動巻は振子が半回転しかしないので全回転自動巻より巻上げ効率が悪いのですが、巻上げる時に中でコツンコツンとあたる感覚が現行ではないビンテージならではの趣きを感じられ、自然と大事に使おうという気分にさせてくれます。ケース幅は27mmと小さ目ですが、ベルト幅が16mmあるので男性でも女性でも合わせられるデザインです。ケースが小振りなのでコントラストで存在感が出るようにホワイトベルトを付けてみました。(F)
  • 73,000円(税別) SOLD OUT 2016/06/13