雪、でしたね。
昨日、わたしは自宅での作業だけだったので、ほんとうに一歩も外に出ませんでした。
電車が止まったり、駅に人がごった返したり、停電したり、、
お仕事、学校があった方、本当にご苦労様です。
…だけど雪って好きです。
外を眺めたときの異世界感がすごく好き。白い道に傘が小さくゆれるのは、ファンタジーな感じがして、暖かい部屋からときどき眺めてました。
それこそフィルムカメラで撮ろうと思って、色のある傘がいいなあと思って眺めてみたけど、暗いかもなあ、と思って空だけを撮りました。ソールライターの写真を思い出しました。はたまたファーゴか。
たぶん雪が好きなのは、雪国で育ってないからなんだろうけど、風景も空気も光も、ぜんぶここじゃない気がしてたのしい。
わたしだけかもしれないけど、東京は雪が似合うと思う。
東京は雪に弱いとか、雪による混乱が、とか、一日中ニュースに取り上げられてた東京だけど。
主張しまくってる看板に雪が積もって、人もまばらで、道が真っ白で、なんかデストピアな東京が好きでした。
どうやらわたしは、寒い地方に憧れるみたいで、、
好きな映画も、考えてみれば寒い地方のが多い気がします。
たとえば「ぼくのエリ 200歳の少女」。北欧の映画ですが主人公の少年が美しすぎます。「モールス」という映画のリメイクとして作られていますが、個人的にリメイクの「ぼくのエリ」の方が好きです。
話が面白いというより映像がとてもきれいなので、ダークな北欧の世界観に浸りたいひとにおすすめです。
「ノルウェイの森」も好きです。一昔前の言い回しみたい口調と村上春樹らしい詩的な言い回しがこの映画の日常会話なので、すごく物語的で、ああ映画のいいところだなあと思います。
ちなみにもうひとつ、「トレジャーハンタークミコ」という映画を知っていますか?
先ほどあげたファーゴもいいとおもいますが、それを元に、というかある都市伝説を元に作られた映画なんです。
ドイツで作られた映画ですが、主人公を菊地凛子さんが演じています。
この映画の元になった都市伝説というのは、
映画の舞台の街、ノース・ダコタ州ファーゴから60キロ東に位置する地点で日本人女性が凍死しているのが発見された実話が元になっています。
遺体が発見される6日前に女性を保護したという地元警官の証言によると、女性が映画『ファーゴ』の一場面にて同映画の主役が地面に埋めたブリーフケースいっぱいのお金を探していた、ということから、ファーゴの幻の埋蔵金を探した日本人女性の都市伝説として広まったそうです。
実はわたし、まだ観てないんです、、
だいぶ前に知って、日本での劇場公開を心待ちにしてたのに結局未公開のまま…
ポスターのビジュアルもとっても最高なのに、日本でぜんぜん広まってないのが不思議。なのでここで広めます。笑
ツタヤで準新作として置いてあったので近いうちにみようと思ってます。
気になった方がいればぜひ。
時計に触れず終わりましたが、最近初めて機械式時計を手に入れました。それについてはまた次回にします。
ではでは。みなさん凍った道には気をつけて。。
今日はじんが担当しました。
ああでも、映画館で観たかったなあ…