<1610-1665>SEIKO Sportsmatic

  • 自動巻 / Cal: 7625E / 振動数:18000 / 精度: ±30s/day
  • Ser/Ref :892393 / 7625-8293
  • ケース:36mm
  • バンド:18mm  ネイビー・型押しカーフ(HIRSCH/Duke)
  • 製造年:1960年代
  • 状態:〇・・・コンディション良好。裏蓋刻印あり。
  • セイコー亀戸工場から発売されていたCal.75系自動巻ムーブメントを搭載したシリーズ”SEIKO Sportsmatic″です。亀戸工場は国産初の自動巻腕時計を製造して以来、手巻き式腕時計のみを展開していましたが、長い沈黙を破り発売された自動巻モデルがスポーツマチック(スポーツマチックカレンダー820)になります。現在も続く「セイコー5」のルーツとなるスポーツマチックはセイコー諏訪工場から66系ムーブメントを搭載したタイプも発売されていましたが、このスポーツマチックはCal.75系と呼ばれる亀戸工場製のムーブメントを搭載したモデルです。自動巻機構には諏訪工場より開発されたセイコー独自の「マジックレバー方式」が採用されており、オリジナル性を感じさせる亀戸工場製品ファンには少し残念かもしれませんが、それだけマジックレバー方式がセイコーにとって有意的な機構だったことが窺えます。75系スポーツマチックは製造期間が比較的長く少しづつデザインの変化があり、後期に製造されたこの時計は文字盤6時位置に”Sportsmatic”とだけ表記されたシンプルで上品なフェイスデザインです。裏蓋に『訓 12』との刻印がありますが、修理技能検定の練習用に使われていた時計のようで、日常使用されていない分コンディション良好です。キリッとしたケースなので上品な雰囲気で楽しめるアリゲーターの型押しがされたHIRSCH社製・Dukeをセレクト。堅すぎないネイビーカラーを合わせ、オンオフ着けやすいテイストにしてみました。(F)
  • 30,000円(税別)SOLD OUT 2016/11/8