<150131-700>TUDOR OYSTER

  • 手巻 / Cal:-  / 振動数:18000 / 精度: ±30s/day
  • Ser/Ref : 4458 / 6075
  • ケース:31mm
  • バンド: 17mm ハニー・カーフ(HIRSCH/Camelgrain)
  • 製造年:1940年代
  • 状態:△・・・文字盤痛みあり。リューズロック部劣化あり。
  • ロレックスの姉妹ブランドとしての認知度も高い“TUDOR”の1940年代製”OYSTER”です。1930年頃にロレックスの創業者「ハンス・ウィルスドルフ」がイギリスでのロレックス販売不振打開策として起ち上げたブランド・チュードル。イギリス人は誰もが知っているイングランドの名家「チューダー」家から名付けられ、ロゴには「チューダーローズ」と呼ばれる薔薇の紋章と盾がモチーフにされた、古いものを大事にする風習のイギリス人に新しいもの(ロレックスを)受け入れてもらおうと思いが込められたブランドと言えます。ムーブメントは他社製品を積むことで価格を抑えながら、外装部分はロレックスのパーツを使用することでロレックスの知名度と機能性を広めていきました。この時計のケースもロレックスの3大発明の一つオイスターケースが使用され、小振りながら厚みのある無骨なケースが特徴です。年代の新しいものに見る王冠マークではなく「OYSTER PATENT」の文字が刻まれた年代の古いリューズが残っていますが、経年劣化があり巻き上げ時などリューズを操作する際には優しく扱う必要があります。オールドチュードルファンが気になる薔薇ロゴ、デカバラや小バラが有名ですがこの時計の文字盤ある小振りなボーイズサイズに使われることの多かった「盾バラ」と呼ばれる盾の中に薔薇が入ったマークは少し珍しいようです。淡く焼けた文字盤と金色のアップライドインデックスと針の組み合わせに年代を感じさせる味があり、扱いには少し気を使いますがそれがまたビンテージウオッチの醍醐味として楽しめるところではないでしょうか。ベルトにはオールド感溢れるデザインととてもマッチするHIRSCH社製・Camelgrainのハニーを合わせて見ました。(F)
  • 168,000円(税別) SOLD OUT 2016/12/21