ちょい直し ボタン調整編

リュウズやクロノグラフのボタンなどが操作できなくなった、なんて経験はありませんか?もちろん部品が壊れている場合もありますが、サビ汚れで固まっていることも多いのです。そんな場合は部品を交換しなくても、ケースやパーツの洗浄と調整修理で直せます。

長年の使用もあり、汚れなどでボタンの動きが悪くなった時計です。

内部を取出してボタンをケースから外したところです。こちらと同じような構造のものが多いですね。

プッシュボタンと留め座です。とても小さいので失くさないように注意です!!

ケースやパーツ類を丁寧に洗浄します。ケースの方に汚れが詰まっていることも多いですからね。そんな時は掃除棒や細いブラシを使って中の汚れを落とします。

洗浄が完了したら組み込みます。防水性を高めて動きを良くするためにシリコングリスを塗布しましょう(^o^)

そして取出していた内部をケーシング。組み込んだ後はもちろん作動チェックなどを行います。

しっかりボタンが機能するようになりました(^-^)

交換部品がなければ料金は2,000円、作動確認などを含めても早ければ半日程度で修理完了です。ケースの汚れも落としますので見た目にも綺麗になりますよ!