HAMILTON /Cal.61

ずいぶん前に入荷していた60年代製のHAMILTONがあったのですが、上出しケースのジョイント巻芯(途中から分離するタイプの巻芯)だったので破損が怖くて手を付けづにいました。(もちろんパーツは終了していて入手できません。。。)

そのまま放っておいて直ってくれればいいのですが、もちろん機械ですからそんな事はありません(*-*)思い切ってメンテナンスをすることに。

なんとか破損することなく内部を取り出せたのでオーバーホールに取り掛かります!

キャリバー№の横には旧ロゴマークが刻印さてれいます。Cal.61という番号からハミルトンのオリジナル、もしくはハミルトンで手を加えたムーブメントと思われます。

バラバラに分解して洗浄します。細かい部品などは傷まないように仕切りごとに分けましょう♪

しっかりと洗浄できたら組み立てです。特に摩耗している部品や破損しているところもなかったので洗浄だけでちゃんと動いてくれそうです(^-^)

丁寧に造られた美しいムーブメントです。50年も前の物とは思えません。機械の組み立て、調整が終わったら文字盤、針などを取り付けます。

年代物では傷んでいることの多い文字盤ですが、珍しいほど良い状態です。あとは・・・、その他の調整などが終わり次第アップします!メンテナンスの完了が楽しみですね(^o^)