- 手巻 / Cal: 820 / 振動数：18000 / 精度： ±30s/day
- Ser/Ref ： 4400067 / 15040
- ケース：36.5mm
- バンド：19mm ブラウン・カーフ（HIRSCH/Camelgrain日本限定）
- 製造年：1960年代
- 状態：〇・・・ケース劣化あり。
- 第二精工舎亀戸工場より1963年から製造が開始された”SEIKO Sportsmatic Calendar820″の初期型モデルです。「76系」と呼ばれるこのムーブメントは、後に大ヒットとなるセイコー「５」シリーズにも搭載される機械で、この亀戸工場製のスポーツマチックカレンダーが76系ムーブメントを初めて搭載した祖となるモデルです。セイコー独自の自動巻き機構「マジックレバー」を手巻輪列に重ねる設計はケースに厚みがでますが、ふっくらとした形状はどこか懐かしく優しい雰囲気が感じられるところでもあります。比較的製造期間も長く若者向けに販売されていたこともあり、多くのバリエーションを展開していました。この時計は非防水タイプの初期型にあたり、12時側に”SEIKO Sportsmatic “,”Calendar”,”820″と印字され、自動巻きを表す独楽マークもありと特徴をしっかりと表示しています。また、当時のセイコー自動巻きモデルに多く使われていた４時位置にリュウズを収めるシンメトリーデザインも、手巻の必要性が無い自動巻きを主張したデザインです。普及機ラインで展開していたモデルですが、ドーフィン針や細いバーインデックスなど全体に上品さが感じられるところなど、ビンテージウオッチだからこそ味わえるデザインではないでしょうか。ベルトにはHIRSCH社製・Camelgrain日本限定のブラウンをセレクト。日本限定のみに使われている剣先に向かって細くなるフォルムとブラウンの色味が、ビンテージウオッチの雰囲気をより活かしています。(F)
32,000円（税別） SOLD OUT
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