- 手巻 / Cal: – / 振動数:18000 / 精度: ±30s/day
- Ser/Ref : – / –
- ケース:37mm
- バンド: 18mm ゴールドブラウン・カーフ(HIRSCH・Ascot)
- 製造年:1972年
- 状態:〇・・・風防交換済み。ケース多少傷あり。
- 時間を知るという機能に徹し無駄を排除し、国鉄に支給されていた”CITIZEN Homer”です。1965年頃から民営化する1987年まで国鉄の鉄道腕時計に採用され職員に支給されていた腕時計です。電車の時刻を間違わないよう考えられたデザインは、シンプルさを極めたデザインと言えます。当時の腕時計では大ぶりなケースで視認性が高く、白い文字盤に黒のアラビア数字が1~12までしっかりと印字され、各数字の外側としっかりとしたドーフィン針には夜光が入れられています。文字盤に書かれているロゴも時刻の確認に邪魔にならないよう細字の筆記体での表記です。また6時位置には同じく細字の筆記体で「Second Setting」と書かれ、秒針規正機能を備えている事を表示しています。勿論デザインだけ見やすくなっていても精度が悪くては意味がありません。正確な時間で運行する必要がある鉄道員には正確な時間を刻む時計が必要であり、ホーマーはその条件をクリアした完成度の高いムーブメントを搭載しています。精度・耐久性・視認性という時計本来の機能を追求したのがこの鉄道時計「ホーマー」ではないでしょうか。そんなシンプルさを極めたような時計に少しお洒落をさせて、英国風な独特の模様が入ったHIRSCH社製・Ascotで少し明るめのブラウンベルトを合わせてみました。(F)
40,000円(税別)SOLD OUT