- 自動巻 / Cal: 290 / 振動数:18000 / 精度: ±30s/day
- Ser/Ref : 9014445 / –
- ケース:34.5mm
- バンド: 17mm ブラウン・カーフ型押し(HIRSCH/Duke)
- 製造年:1959年
- 状態:△・・・ケース傷・文字盤汚れ多少あり。
- SEIKOの自動巻きとしては2代目となる、自動巻腕時計の普及を目指し開発された”SEIKO GyroMarvel”です。セイコーの初代自動巻時計が高価になってしまった為、ジャイロマーベルは量販できるようにと開発され初めて採用した技術も盛り込まれています。新開発の巻上げ方式”マジックレバー”を搭載・国産の自動巻腕時計で初のボールベアリングを採用などと、後のセイコー自動巻腕時計の礎になるモデルでした。当時のベストセラーだった「マーベル」をベースに上板をのせローターを被せた構造なのでケースの厚みはあり、マジックレバーの機構上巻き上げの時にジャージャーと音が鳴ります。これが国産自動巻の先駆けだったのかと思うと感慨深いものがあります。文字盤は白色系文字盤で、12時位置のインデックスだけが可愛らしいアラビア数字になっています。そして自動巻のシンボルとして”Gyro=独楽”のマークが、ペットネームの上に描かれています。ベルトには秋・冬のシーズンに着けやすい、アリゲーターの型押しが入った濃いめのHIRSCH社製Dukeのブラウンを合わせてみました。(F)
36,000円(税別)SOLD OUT