#18 「カメラ屋さん?」「いいえ時計屋です」

こんにちは、じんです。

ときに、

電車に乗ってモコモコのダウンのおじさまに挟まれてぴったりと収まるような、いや、いくら体がちいさめとはいえかなり圧迫されて身動きとれないようなときがたまにあって、

そのせいですこしは冬を恨んだけど、暖かくなってくればそんなことももはや風物詩のように懐かしく思えるように、なって

…と思いきや、

寒い。

なんだこれ!寒いよ!

油断して薄着で出てしまうミスを何回か繰り返してます。モコモコになるのがあんまり好きじゃないのに寒がりだから、葛藤の日々。極暖でも導入しようかしら。いまさら。

つい一ヶ月くらい前から機械式時計を使っています。

ここにきて磁気帯びということを初めて知ったけど、いろんな機械にまみれて過ごしてるから、意識して磁気を避けるのって意外と難しいなあ、と実感してます。

ゼンマイを巻くことが習慣づいてないから一日中止まったままつけてたり(見た目が非常にかわいいので、つけてるのは忘れません)、時間を見るのにいまだにスマホを手にしちゃったり。活用できてこその時計だと思うので、つけてるだけじゃなくていろいろ習慣づけたいなあ、と思います。

ところで、カメラフェアを開催中、ヌルっとこちらの写真を2枚、店内に飾らせていただいていました。

引越ししたての部屋を撮ったものです。

レンズの曇りがイイ感じに幻想的で、現像したものをみたときうれしくなりました。

すこし前から、写真を撮るときは何を撮るかではなく光に注目して撮っていたので、光が主役のお気に入りの2枚を選びました。

写真をプリントすること自体あまりしなくて、というか、フィルムで撮ったものをプリントしたのは初めてだったので、額に入っている写真を眺めるのはとても新鮮な感じ。

展示する写真を選ぶとき、過去の写真も漁っていると、これも好きだなあ、とか、撮った時のことを思い出して懐かしくなったものが何枚かあったので、

せっかくならここで、エピソードとともにご紹介させていただこうかな、と思います。

まずこちら。

2枚でひとつだな、という写真です。

たしか2年前くらいでしょうか、?

大学時代、友達に出てもらって映像作品を撮っているときに、合間で撮ったものです。

このとき使ってたのがポンコツなフィルムカメラで(ジャンクで1500円くらいで買った)、たまにシャッター切れなくなるし、漏光するし、使わないからいいけどタイマー機能しないし、でも、写りは柔らかい感じだし、予想外な写真が撮れるので好きでよく使っていました。

その中で、これは振り向いた友達を撮ったものですが、振り向いたとき若干感光して、奇跡的な偶然がすごく物語的でお気に入りの写真です。

シャッター切れないときに叩いちゃったりしたけど、憎めないなぁと思いました。

そして、

最近撮ったもので、引っ越して間もない時、

撮る写真風景ばっかりで飽きてたときに撮れた写真です。

大雪の数日後でしょうか?

お父さんと女の子が歩いてたんですが、

女の子がめっちゃ寒いのに、手袋しながら棒アイスを食べてたんです。強いです。で、ふと撮ろうと思った瞬間に、お父さんが角曲がってくれて見えなくなったので(笑)、チャンスだと思って撮りました。

バイクのキラキラが気になったんでしょうか?女の子がバイクを見たので、バイクもふいに主役入りしました。

さいごに一枚。

家族で初詣に行ったときの写真です。

兄、祖母、母、わたしの順で並んで神社に向かう図。

大学に入ってから兄と帰るタイミングがろくに合わず、家族で集まる日も一年にあるかないかみたいな感じだったんですが、今年は全員で初詣にいけました。

天気もよかったし、なんかサザエさんみたいで気に入ってます。

フィルム大好きです。

不意に撮れるドラマチックな瞬間が好きです。

最近撮ることがへっちゃったので、いつでもカメラを持ち歩いていつでも撮れる姿勢でいたいですね。

カメラ屋かっ!