- 自動巻 / Cal:603 / 振動数:18000 / 精度: ±30s/day
- Ser/Ref : 2111821 / 15007D
- ケース:36.5mm
- バンド:19mm ブラック・カーフ(HIRSCH/Osiris)
- 製造年:1960年代
- 状態:△・・・文字盤傷みあり。
- セイコー諏訪工場より本格的な自動巻シリーズとして開発された”SEIKO Seikomatic″です。60年代のセイコー自動巻を代表する「62系」と呼ばれるムーブメント(後にCal.62○○となることから)を搭載したシリーズの初代になるセイコーマチック。当時の流行りとなっていた薄型・大型を取り入れた機械設計にセイコーの代表的自動巻機構「マジックレバー」を採用したムーブメントを搭載し、セイコー自動巻を表す「○○マチック」のペットネームの始まりのモデルでもあります。また、手巻を必要としない自動巻をアピールする4時位置にリュウズを埋め込んだデザインは、まだ自動巻の認知が低い時代の大胆な戦略だったのではないでしょうか。文字盤12時側に記された独楽のマークも自動巻と一目でわかるアピールポイントです。文字盤径が大振りになっているので時間がわかりやすいように少し長めのインデックスを使う配慮がされています。文字盤に劣化がみられますが、性能に問題なく自動巻を表したシンメトリーデザインが十分に楽しめます。ベルトにはシックな印象になるHIRSCH社製・Osirisのブラックをセレクトし、上品なテイストで着けられるようにしてみました。(F)
36,000円(税別) SOLD OUT 2016/03/01